東洋医学からみる腸活〜暑い夏の季節にお勧めしたい「腸活」!

今年ももう7月。

夏です!

早いもので一年の半分が過ぎてしまいました。

今年の上半期はコロナ感染症の騒動で一気に過ぎていった感じがします。

 

夏の大バーゲンが待ち遠しい今日この頃ですが…

なんと、暑い夏の季節は「腸活」にもっとも良い季節でもある!とも考える事が出来るんです。

 

 

東洋医学から考えてみる「腸活」

東洋医学とは?

さて突然ですが、「東洋医学」という言葉は、皆さんご存知の方多いと思います。

東洋医学は、中医学、漢方医学とも言われますが、主に古代中国自然哲学思想を背景に、漢民族により発展した医学と伝えられています。

 

「鍼」、「お灸」、「あん摩」という言葉を、目や耳にした事はありますよね?

それらは東洋医学の一つです。

そうそう、「漢方」とか「食事療法」、「気功」なども有名ですね。

 

日本には古代の時代に、遣隋使や遣唐使により、仏教などと共に東洋医学は伝来しました。

 

2018年よりWHOでも伝統療法として「東洋医学」を認可しています。

 

 

人体は小宇宙

では「東洋医学」の背景にある「自然哲学の思想」とは?

簡単に言うと、人体を「小宇宙」ととらえ、「大宇宙」の自然現象と繋がりがある(支配されている?)という見方です。

 

例えば、1年は12ヶ月365日ですが…

人間の体内に走っている経絡(気の流れ道)は12脈、ツボは365個と言われます。

 

血液の流れる大動脈は12脈、静脈365脈、また、大関節12、小関節365です。

 

体温は36.5度が理想です。

 

 

なるほど〜、確かに繋がっていますね!

そう思いません?

 

ウミガメの産卵は満月の日ですし、女性の月経の周期も月の周期と同じです。

 

このように、『人体は小宇宙であり、決して大宇宙の自然全体から切り放す事の出来ないもの』と、東洋医学では考えます。

 

 

東洋医学の自然哲学思想、五行説(五行思想)とは

東洋医学には「五行説」(五行思想ともいわれます)という教えがあります。

 

 

 

古代中国から伝来した自然哲学の思想で、自然界を構成するとされる、木、火、土、金、水の五つの要素。

 

春夏秋冬に、鰻を食べる日として有名な「土用(季節の変わり目)」を加えて、五季。

 

五行思想(ごぎょうしそう)または五行説(ごぎょうせつ)とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想。万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという説である。

また、5種類の元素は「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という考えが根底に存在する。

 

自然現象の四季変化を観察し抽象化された、自然現象、政治体制、占い、医療など様々な分野の背景となる性質、周期、相互作用などを説明する5つの概念である。単に5種の基本要素というだけでなく、変化の中における5種の、状態、運動、過程という捉え方もされる。

木(木行)木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す。「春」の象徴。

火(火行)光り煇く炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。

土(土行)植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目」の象徴。

金(金行)土中に光り煇く鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。

水(水行)泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。

 

※引用:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E8%A1%8C%E6%80%9D%E6%83%B3

 

 

人間の身体には肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓と五つの臓器(内臓)があります。

 

 

それに胆嚢、小腸、胃、大腸、膀胱と言う五つの腑。

 

また目、舌、口、鼻、耳の五つの感覚器官。

 

 

このように五つを基準に、それぞれ分類してあります。

 

 

 

五行説から読み取る夏の季節の健康維持は「心臓」、「小腸」、「顔色」

さて、こちらの五行説の表を見ていきますと…

「心臓」と「小腸」は、夏の季節に繋がっていることが分かります。

 

夏の季節は、心臓の働きが活発になると共に、疲れやすいとも見るのです。

小腸も心臓と同じく、夏の季節に活性化され、夏の終わりと共に一気に疲れが出やすい部位です。

 

因みに、五行説によってではありませんが、最近、「腸内フローラ」と「心臓病」の関係なども研究されていますね。

 

 

そして、もうひとつ「五華(ごか)」というものがあります。

内臓のそれぞれの状態が、表面器官に現れる場所のことです。

 

肝臓は、爪

脾臓は、唇

肺臓は皮毛(肌)

腎臓は髪

 

そして心臓は「面」です。

「面」とは、ずばりお顔です!

 

心臓は、血液循環だけでなく、心情とも結びつくとされます。

確かに、心臓の状態って「顔」に現れますよね!

 

 

以上のように、夏の健康維持を東洋医学の自然哲学の思想である五行説や五華から読み解くと、「心臓」、「小腸」、「顔色」となります。

夏の暑い季節に、活発になる腸を整えてあげる『腸活』は、とても自然の摂理にかなっていると言えるのです!

 

そしてあなたのお顔にも!!

 

 

まとめ

夏の季節は、「腸活」にちょうど良い季節です。

 

「腸活」を考えているあなた、または「腸活をお休み中」のあなたも、是非今年の夏は、腸を整え、お顔も身体も「ちょう美人」を意識してみてはいかがでしょうか?

 

そして楽しみな大バーゲン♪

手に入れたステキなお洋服を健康的な身体で着こなして、有意義な夏を過ごしていきましょ〜う!