第18回〜ことば de 腸活ダイエット 

 

 

今回の腸活コラムは、心とことばのお話です。

 

こんなフィジカルな話を、あえてメンタル面からのアプローチで語ってみます。

 

心理的に腸活やダイエットをするって、どういうことでしょうか。

 

もちろん、心で思っているだけでは腸は動かないし痩せられもしません。

しかし、心が動かないことには体もついて来ないのが人間の繊細なところ。

 

人は心と体で一つですから、体を動かすことで心が元気になったり、心を動かすことで体が引っ張られたりといった密接な相互関係で生きています。

 

それを、腸活ダイエットに活かそう、というのが今日の話題です。

 

ポイントは、ことば。

 

その使い方ひとつで、人は幸せにも美しくもなれるんです。

 

 

 

ハッピーは、作れる。意外と簡単に。

 

聖人君子にならなくても、物事の捉え方は変えられます

 

最近いいことないなあ、嫌な感じだなあと思う時、あなたは何が悪いと思いますか?

 

置かれた状況?

周囲の人間関係?

自分自身の性格や態度?

育った環境?

 

理由はさまざまで、きっとどれも正解なのでしょう。

 

 

では、どうすれば好転すると思いますか?

 

それら悩みの種をまるごと取り除ければ、苦労はありませんよね。

 

しかし、置かれた状況を変えるには、引っ越したり会社を辞めたり、かなり負担の大きな行動が必要です。

 

人間関係を変えるには、退学したり離婚したり、これまたかなりハイリスク。

性格なんてすぐには変わらないし、育った環境なんて過去のことですから、変えようがありません。

 

じゃあ無理!

と、あきらめますか?

 

いいえ、それはまだ早計です。

 

 

いつも機嫌の良い人って、いますよね。

「悩みがなさそうでいいわね」なんて思っていたら、実際にはそんな人もさまざまな問題を抱え、悩み苦しみながら生きていることを知り、びっくりしたことはありませんか?

 

人は、環境や状況に恵まれているからハッピーで、機嫌が良いのではないのですね。

 

子供のころは、気分次第で泣いたり笑ったりしていた人も、心を鍛えて、精神を安定させる訓練をしていれば、大人になるにつれて普段から機嫌よく振る舞うことができるようになります。

それは、人前に出る仕事や人の上に立つ仕事などの、必要に迫られて鍛えられる部分もあるでしょう。

 

しかし、実は人格を鍛え抜いて聖人君子にならなくても、ハッピーを自分で作れる方法はあるんです。

ちょっと練習すれば、きっと誰にでもできる方法です。

 

 

 

リフレーミングとアファメーション

 

寝起きの瞬間が肝心! 忘れないように紙に書いて貼っておきましょう

 

ハッピーもアンハッピーも、感じているのは脳ですよね。

 

「ああ、幸せだなあ」と思ったり、「イヤだイヤだ」と考えたりするのは、脳です。

 

ですから、もっとも簡単に幸福感を得られる方法は、脳で幸福だと思うことです。

 

 

「不幸な状況で幸福だと思うなんて無理!」

 

はい、まったくその通りです。

しかし、人には考える能力があります。

 

捉え方を変えることで、イヤな状況をなるべく前向きに考えられる状況にしてしまうのです。

 

嫌いな人と仕事をしなければならない時は、

「これは成長のチャンスだぞ」

と思うとか、

「この人とうまくやることが私の仕事」

と考えるとか。

 

 

マイナスをプラスに捉え直す。

このようにフレームを動かして切り口を変えることを、リフレーミングと言います。

 

とは言え、そんな都合の良いこと、そう簡単にはできませんよね。

 

そこで、もっと楽に前向きになれる方法をお伝えします。

 

アファメーション。

これは朝起きた瞬間、まだ頭がぼうっとした状態で行うのが理想です。

このとき、すでに自分がなりたい状態になっていると具体的な言葉でつぶやくんです。

 

「私はスリムで美しい」

とか

「私は自分のことが大好き」

とか

「私は素敵な人たちに囲まれて幸せ」

とか。

 

 

信じられますか?

これをやってから起きると、その日一日、つぶやいた通りの自分に近づいた気がして前向きになれるんです。

 

意識と無意識の境界線があいまいな、起き抜けの瞬間につぶやくことで、つぶやいた内容が無意識下の深層心理に沁みこみやすいと言われています。

 

 

 

ダイエットに応用してみよう。

 

脳の特性を知って、ことばを上手に選びましょう

 

さて、この方法は、腸活やダイエットにも応用できます。

 

アファメーションでポジティブな心理状態を作ることで、リフレーミングをしやすい精神が整いました。

 

 

あとは、考え方のコツを掴むことで、日常に取り入れやすくなります。

 

コツは簡単。

「禁止を許可・解禁に言い換える」。

 

 

具体例を挙げますね。

例えば、夜中にお腹が空いてしまうこともありますよね。

この時、「こんな時間に食べちゃダメ!」と考えると、ますますつらくなってしまいます。

 

なぜなら脳は、一度に一つの命令しか受け取れないから。

「食べちゃダメ」は、「食べろ」を「するな」という二つの命令なので、脳はどちらかしか受け取れないそうです。

 

 

さらに脳は、禁止の命令を受け取りづらいので、「食べろ」を「するな」だと、「食べろ」のほうだけを受け取ってしまう。

つまり、「食べちゃダメ!!」と強く思えば思うほど、脳は「食べろ、食べろ」という命令を受け取ってしまうわけです。

 

考えるほど、我慢がつらくなるのも当然ですよね。

 

とは言え、夜中にお腹が空いたとき、食べることについて考えるなという方が無理です。

 

 

ですから、そんなときは「食べちゃダメ」と考えるのではなく「明日何食べよう?」と考えましょう。

 

今すぐ食べてはならないのなら、食べて良い時間に食べることをわくわく考える。

つまり、禁止を許可に言い換えるわけです。

すると、つらさが軽減して「さ、早く寝ちゃおう」と切り替えやすくなります。

 

 

たったそれだけのことでストレスが軽くなるのですから、とってもお手軽です。

 

以前お勧めした腸活「オートファジー」(第12回〜空腹は、ちょう楽しい!)も、16時間の絶食がつらくなったときは、次に食べて良い時間まで何時間あるか見て、その時間をうんと楽しめる用事、もしくは早く片付けてしまいたい用事を入れて動いてしまいましょう。

 

 

「2時間あれば、録画してたドラマが2本観られるな」

 

「4時間あるから、今のうちにスマホの機種変更を済ませちゃおう」

 

など、用事を片付け始めると、意外とあっという間に時間が経つものです。

 

 

人は、心と体でできています。

 

切り離して、心だけ、体だけコントロールなんてできません。

頭では分かっていても、心のあり方に無頓着な人も多いものです。

体をケガしたらすぐに手当てをするのに、心が傷ついてもケアをしない人。

 

心を整えることなく、体調だけ万全にしようなんて無茶です。

心が渇いてしまわないように、絶えず水やりをして、ほめて、かわいがってあげましょう。

 

体の元気もそこからです。

 

腸は心そのものだと言いました(第10回〜ハートは腸にある!? 最新の腸常識)。

 

腸の元気は心の元気。

毎日バランスの良い食事と適度な運動と乳酸菌サプリメントで腸を整え、ポジティブなことばで心を癒す新習慣で、これからのあなたはもっと快活に、もっと美しくなれるはず!

 

いっしょにがんばりましょう。

 

では、次回もお楽しみに!